卒業式や誕生日など、先生へのプレゼントを贈る機会もありますが、選び方を間違えるとかえって迷惑になってしまうプレゼントもあります。
また、贈る人の立場や渡すイベントによって、スムーズな渡し方にも気を配りたいものです。
この記事では、学校の先生へのプレゼント選びに悩む学生のために
- プレゼントされて迷惑なもの
- 離任式や卒業式でのスムーズな渡し方
- 迷惑にならず、感謝が伝わる定番アイテム
についてお伝えします。
保育園の先生に保護者から渡す場合は、こちらの記事を参考にしてください。
先生がもらって迷惑なプレゼント
高価なもの・現金・金券など
図書カード・ギフトカード・クオカードなど、もらう時に気を遣ってしまうものは、先生へのプレゼントには向きません。
いくら感謝の気持ちがあると言っても、金額的に高価なものは、もらう側が困ってしまいます。
プレゼントはあくまでも「ちょっとしたもの」にしておき、感謝の気持ちは寄せ書きやメッセージ伝えましょう。
法律ではこうなってる
しかし、少額なギフト券などは社交儀礼としてみなされ、賄賂に該当しないとされています。
教師のための法律相談 〜卒業生(の保護者)からの贈呈品は賄賂?~ | 時事通信出版局そもそも、金品のやりとりは学校側の決まりで原則禁止されていることが多いです。
持ち運びにくい大きなもの
先生が車で通勤しているなら問題ありませんが、徒歩や電車で通勤している場合、持ち運びにくい大きなものは迷惑になってしまいます。
花束も小さめならば問題ありませんが、大きすぎるサイズは控えるようにしましょう。
手作りのお菓子・生もの
プレゼントの定番の手作りのお菓子は、値段ないので受け取りやすく、作ったお菓子を喜んで食べてくれるのはとても嬉しいですよね。
しかし最近は、教師の不祥事がニュースになっており、先生も手作りお菓子を受け取る際はとても気を遣います。
特別な感情が無いと言っても、そういった背景を踏まえると受け取ってくれないかもしれません。
(先生もいろいろとを配慮した結果です。もらってくれなくても気を落とさないようにしてくださいね。)
渡す際は、ラッピングなどはできるだけシンプルにしておくと先生も受け取りやすいでしょう。
選び方のポイントや平均予算
事前のリサーチは大事
プレゼントを選ぶ際は、事前にリサーチをすることで気持ちの伝わり方が違います。
普段の生活から
- 職員室の机の上を見て、何が置いてある?
- 好きなものや趣味は?
- クラブ活動はしている?
など、よく観察してみましょう。
たとえば、
- 机の上に、塗装の剥がれたボロボロのタンブラーが置かれていた
- サッカーが好きで〇〇というチームを応援している
- 部活でシューズを履くときに、シューズケースを持っていなかった
など、普段の生活からわかることも多く、近くで観察することができるのが生徒の特権です。
選んだ理由を伝えれば「生徒は意外と良く見ているんだな」と、気にしてくれていることを嬉しく感じるでしょう。
プレゼントの平均予算・相場
個人的に(一人で)贈る場合 | ¥1,000~¥3,000 |
みんなで贈る場合 | ¥3,000〜¥8,000 |
あまり高価なものを選んでしまうと、受け取る先生も気を遣ってしまいます。
値段を伝えないから大丈夫と思っていても、なんとなく相場は察してしまうもの。
個人的にプレゼントする場合は、感謝の気持ちが大きくても、ちょっとしたものを贈りましょう。
また、みんなで少しずつお金を出し合ったプレゼントの方が先生も嬉しいはず。
一人¥100〜¥200を集めればそれなりの金額が集まるので、できればクラスや部活のみんなで協力しあいましょう。
迷惑にならない!先生がもらって嬉しいプレゼント
花束・フラワーアレンジメント
見栄えする可愛いフラワーアレンジメントは、先生へのプレゼントにぴったりです。
卒業式や退職祝いなどのシチュエーションを華やかに彩り、もらった瞬間にハッピーな気持ちに包まれます。
家に帰っても花瓶に移し替えずにそのまま飾れるので、手軽に美しいお花を楽しめることも人気の理由です。
\お世話になった先生へ/
(花キューピットなら【昼12時まで】のご注文で当日配達できます。)
記念に残るもの
手紙・寄せ書き
感謝の気持ちがしっかり伝わるうえにコンパクトなメッセージ色紙は、定番の先生へのプレゼントですね。
公立の先生や規則の厳しい私立の先生にも、寄せ書きなら喜んで受け取ってもらえます。
コロナ禍で対面でメッセージを集めるのが難しい場合は、寄せ書き作成サービスのヨセッティ(yosetti)で簡単に寄せ書きを作成することができます。
- 色紙を回覧する必要がない
- 完成した寄せ書きはURLでシェアできる
- キャラクターなどデザインもかわいい
など、オンライン寄せ書きは実はメリットがたくさん。
プリントする場合¥3,000程度かかりますが、色紙を買って回覧するなどの手間を考えると安く感じます。
\Webで作れるカンタン寄せ書き!/
(プリントしない場合は、無料で作成できます。)
アルバム・フォトフレーム
先生との思い出の写真を入れて贈ることができるフォトフレームやアルバムは、卒業や退職祝いのプレゼントとして多く選ばれています。
アルバムでは、写真やメッセージカードを自由にレイアウトできるタイプもあるため、クラスならではのオリジナリティを演出することができます。
MyBookは保育園から大学までテンプレートがあり、レイアウトの変更も自由なので、個性的なアルバムを贈ることができます。
\写真集にも負けない品質/
(初回ユーザーには40%OFFクーポンが発行されます。)
お疲れの先生へ|疲れをとる癒しグッズ
最近の先生はパソコンで作業することが増えたので、目の疲れに悩む先生も増えています。
ホットアイマスクは、毎日のちょっとした休憩時間にぴったりのリラックスアイテムです。
USB熱電式のホットアイマスクAROMA SEASONは、自由に温度を選べるので心地よい好みの温かさが目の疲れを癒してくれます。
価格も¥2,490と手頃なので気軽に贈ることができ、老若男女を問わず使め、疲れてぎみの先生にぴったりのアイテムです。
学校生活で役立つもの
名入りボールペン
ボールペンは先生が仕事中使う機会が多いアイテムなので、上質なものやおしゃれなものをプレゼントすると喜んで愛用してもらえます。
見た目にはもちろんのこと、書き心地にもこだわって選ぶのがおすすめです。
ボールペンブランドの中でもPERKERは、イギリスを代表する高級筆記具ブランド。
第二次世界大戦終結の際に、マッカーサー元帥が日本の降伏文書の調印にパーカーのペンを使用しています。
スタイリッシュながらも太めなデザインは、男性の先生にぴったりなボールペンです。
\お世話になった先生に/
職員室で使えるカップウォーマー
飲み物の美味しい温度をキープできるカップウォーマーは、自宅や職員室で使いやすいアイテムです。
Apilatonのマグカップウォーマーなら、飲み物の温度を55℃、70℃、80℃の3段階にキープ。
コンパクトサイズでデスクにも邪魔になりにくく、寒い冬でもホットなドリンクを飲むことができ、仕事のお供にぴったりです。
電源を切り忘れても自動的に電源がOFFになるので、火事の原因にもならず安心です。
\冬のデスクワークにあったかいドリンクを!/
ネクタイ
男性の先生へのプレゼントの鉄板と言えばネクタイです。
- 値段が数千円とお手軽
- 何本持っていても困らない
- 普段からよく身につけてもらえる
有名ブランドなら、出張など学校外でつけても恥ずかしくありません。
ネクタイならどんな年代の方でも喜ばれますが、紺色の無地かストライプなどがスーツに合わせやすいです。
ネクタイピン
「ネクタイだと定番すぎて他の人とかぶる…」という方は、ネクタイピンがおすすめです。
ネクタイがブラブラしないように固定するアイテムで、小ぶりで価格も手頃。
もらって困ることもなく、ちょっとしたプレゼントに最適です。
ネクタイピンはあくまで脇役といえる小物なので、細かいデザインなどはあまり気にしなくてもOKです。
自分のセンスで選んでも問題ないので、気楽に選んでみましょう。
渡し方・渡すタイミング
卒業式や離任式、終業式などの先生は忙しい一日を過ごしていることもあるので、プレゼントを渡すタイミングは難しいですよね。
また、渡す方がどんな立場にいるかによって、渡せるタイミングも違います。
ここでは、
- 在校生が離任式で渡す場合
- 既に学校を卒業している生徒が、離任式で渡す場合
- 保育園など、保護者が卒園式で渡す場合
の3パターンで、プレゼントの渡し方やタイミングをお伝えします。
在校生が先生に渡す場合
自分の担任の先生ならホームルームの最後でプレゼントを渡せば良いですが、学年が違ったり他のクラスの場合はいつ渡せばいいか迷ってしまいますよね。
離任式の退場の際などに渡したくなりますが、式では段取りが決まっているので、渡すタイミングが難しい場合もあります。
学校によって違うので、まずは他の先生方や学年主任の先生に聞いてみましょう。
昨年までの場合や、式で渡すタイミングを教えてくれるかもしれません。
卒業した生徒が転勤する先生に渡す場合
お世話になった先生が遠くに行ってしまう場合など、卒業生したけど転勤の際は感謝を伝えたい場合もあると思います。
「今さら母校に行くのも気が引ける・・・」と思う方もいるかもしれませんが、卒業しても離任式にかけつけてくれるなんてとても嬉しいはず。
離任式そのものには出られないかもしれませんが、事前に学校に連絡すれば行くことはできます。
離任式後は先生もまだ学校に残っていて、在校生や他の先生方と歓談していると思いますので、そのタイミングを狙いましょう。
保育園や幼稚園で保護者が渡す場合
保育園や幼稚園など、園児から渡すことができない場合は保護者から先生に渡します。
しかし、トラブルを避けるため保護者からのプレゼントは受け取れない決まりになっている場合もあります。
保育園によって違いがあるので、事前に保育園に確認してみましょう。
確認する際は、直接先生に聞くと「受け取れない」遠慮されることもあるため、園長先生や事務員さん聞いてみましょう。
もしダメな規則になっている場合は、個人からではなく「保護者一同」という形で、まとめて渡しましょう。
個人的に渡すのはアリ?
個人からのプレゼントの受け取りは、昨今のニュースでも報道されることが多く、先生もかなり気を使っています。
利害関係があったり、不祥事に繋がるなど、周囲から誤解を招かれるケースもあるからです。
とはいえ、受け取りにくい高価なものではなく、ちょっとしたものであれば先生も気兼ねなく受け取れます。
個人で渡す際は、お金のかかっていないものや、思い出に残るものなどを贈りましょう。