カルティエやティファニーなど、人気のハイブランドは裏を返せば「人と被りやすい」とも言えます。
結婚式などで「どこのブランド?」と聞かれた時に、同じブランドの同じデザインだと、お互いに微妙な空気になることもあります。
この記事では、「人と被りたくない!」という方のために、人と被りにくいハイブランドをまとめました。
日本ではまず被る心配はないハイブランドの特徴や、人気のデザインなども併せてお伝えします。
ぜひ指輪選びの参考にしてください。
目次
人と被らない!結婚指輪のハイブランドはこの2つ
ガールズちゃんねるやYahoo!知恵袋などで、ハイブランドの中でも人と被らないブランドを調査した結果、
この2つのブランドが、「人と被りにくいハイブランド」という評価を受けています。
ブシュロン(BOUCHERON)
今回調べた中で、最も「人と被らない」ハイブランドと言われていたのがブシュロンです。
日本ではあまり知名度が高くありませんが、ブシュロンは1858年創業のパリの超高級老舗ブランド。
ヴァンクリーフ&アーペルと同じ「グランサンク」の一流メゾン5社の1つです。
芸能人では、小栗旬&山田優夫妻がブシュロンの指輪を身につけています。
個性的なデザインが特徴で、男性がつけても素敵なユニセックスデザインとなっています。
最終的に私が選んだのはBOUCHERON(ブシュロン)です。
ブシュロンのアイコンでもあるキャトルにしました。
種類豊富で自分好みに重ね着けを楽しめるし、サロンを回った中で1番上品でした。それに他人と被りにくいです。
ゴドロンに1票です。
ブシュロンでしか買えないと思うデザインなので、他の人と被りたくない方にオススメです。
ブシュロンの中でも人気デザインとしては、
- ファセット
- ゴドロン
- キャトル
などがあり、重ね付けもしやすいデザインとなっています。
ブシュロンの指輪はカットデザインが素晴らしく、画像伝わらないキラキラ感と光の美しさがあります。
日本では、東京、大阪、名古屋に店舗がありますので、ぜひ一度店舗で実物を試着してみてください。
ショーメ(CHAUMET)
ブシュロンに続き、人と被らないハイブランドと言われていたのがショーメです。
こちらもブシュロンと同じくパリの超高級ブランドで、老舗ジュエラー「グランサンク」の5店舗のうちの1つです。
ショーメの創業は1780年なので、ブシュロンよりも歴史のあるジュエラーとなります。
デザインが個性的で、男性でもつけやすいものが多く、スーツにも馴染む指輪が多いです。
ショーメの結婚指輪の中でもトルサード、ビーマイラブなどが人気のデザインとなっており、重ね付けしても美しいデザインになっています。
日本の直営店は、東京、大阪、名古屋、神戸、福岡に11店舗あります。
ショーメ 日本直営店
ショーメに限らず、コロナの影響でジュエリーショップは閉店が進んでいるので、詳細は公式サイトから確認してください。
ロイヤルアッシャー、エルメス、モーブッサンなども被りにくい
歴史の長いブシュロンとショーメが、被りにくいハイブランドの2トップでしたが、
- ロイヤルアッシャー(ROYAL ASSCHER)
- エルメス(HERMES)
- モーブッサン(MAUBOUSSIN)
- メレリオディメレー(MELLERIO)
- ショパール(Chopard)
- グラフ(GRAFF)
なども被りにくいハイブランドです。
モーブッサンって条件に当てはまってると思います。
とても良い品なのにあまり使われてないので、ちょっと穴場的なブランドでお勧めかも。
特に、ロイヤルアッシャーは世界三大カッターズブランドの1つで、ダイヤの輝きが他のハイブランドと一味違います。
こちらも画像ではなかなかダイヤの輝きが伝わりにくいので、ぜひ一度店舗で試着することをおすすめします。
直営店はわずか2店舗しかありませんが、それだけ人と被りにくいブランドとも言えます。
イギリスのエリザベス女王や、オランダの王族なども着用しているジュエリーでもあるので、気品の漂う結婚指輪となるでしょう。
ロイヤルアッシャー
なんとなく周りと被らないかなと思ったのと、
ダイヤがすごく綺麗で決めました
国内ブランドでは木目金屋と俄が被りにくい
ハイブランドとは呼べないかもしれませんが、「人と被りたくない」という方におすすめなのが
のような、日本の和を前面に押し出したジュエリーです。
杢目金屋
日本独特な和や桜のテイストを混ぜてデザインされているので、日本人らしい雰囲気を纏うことができます。
国内では海外ブランドがもてはやされがちですが、海外ではむしろ、日本の和なデザインの指輪の方が注目されています。
東京都の海外向け広報「Tokyo」に掲載されています! | 結婚指輪・婚約指輪の杢目金屋
伝統技法の木目金を使った美しい木目模様の指輪は、二人だけのオリジナルなデザインに仕上がります。
結婚指輪はクリーニングやサイズ直しなど生涯メンテナンスしつづける必要がありますが、店舗数もそれなりに多いので、人と被りたくない方は和風な国内ブランドを選ぶのはアリだと思います。
先々月入籍したのですが、婚約指輪・結婚指輪ともに杢目金屋にしました。
異なる金属を混ぜて作る伝統技能に旦那が興味を持ったのと、私は和や桜のテイストが好きで人とかぶらないのが良かったので。。
どんな形で、何の金属混ぜるかとかひとつひとつ決めたので大変でした(笑)
俄(NIWAKA)
俄(NIWAKA)は千二百年の歴史ある京都で誕生した日本のジュエラーです。
京都で受け継がれてきた文化や芸術によって生み出されており、世界を魅了する日本の美意識がデザインに息づいています。
素材を活かすためにコテコテしすぎないシンプルなデザインが多く、ひとつひとつの指輪に名前とストーリーがあるのも魅力。
ハイブランドとは言えませんが、周りと被りにくい日本独自の素敵なブランドです。
私は指輪とかに疎くて正直なんでも良かったんですが、プロポーズの時にくれたのが俄の「木漏れ日」。全ての作品が日本の情景をイメージしてるのが素敵だし、京都の職人さんが作っていたり、海外ブランドにはできない日本ならではのこだわりが好きです。
被りにくいハイブランドのデメリット
「人と被りにくい」のメリットがあるハイブランドには、逆に
- 店舗が少なくメンテナンスがしにくい
- ブランド名を言っても価値をわかってくれない
- 値段が高い
というデメリットもあります。
みんなにブランドの価値をわかってもらう必要はないのですが、みんなにわかって欲しいと思っている方は、ハリーウィンストンなどの知名度のあるハイブランドが良いかもしれません。
また、通常の結婚指輪の価格帯(1本10万円前後)に比べて、ハイブランドの指輪は1本50万円以上することもあります。
一生の買い物なので値段については妥協しない方が良いですが、せっかく購入したのにタンスの肥やしにしないようにしたいものです。
ハイブランドで後悔した人の理由はこちらの記事にもまとめたので、ぜひ参考にしてください。
被りやすいハイブランドはティファニーとカルティエ
日本で被りやすいハイブランドと言えば、
- カルティエ
- ティファニー
の2つです。
よほどリッチな方が周りに多い方は、さらにハリー・ウィンストンも被りやすいと言えるでしょう。
ブランドが被っても被らなくても、ぱっと見で分かる事はまずありえません。
また、人気ということは、それだけ多くの人に愛され選ばれ続けている証拠でもあります。
人気のブランドを選ぶことは決して悪いことではありませんので、メリットとデメリットをよく考慮した上で、最後は直感で選ぶのが良いと思います。
まとめ
- 被りにくいハイブランドはショーメとブシュロン
- 逆に、被りやすいのはティファニーとカルティエ
- 国内ブランドでは、俄(NIWAKA)や杢目金屋も被りにくい
- 値段も高く、店舗が少ないのでメンテナンスがしにくいデメリットはある
人気ブランドも良いですが、悪く言えばミーハー感が出てしまって嫌だという人は、被らないブランドを選びましょう。
周りの人に流されず、自分の考えをきちんと持って、個性的なブランドを選ぶあなたはとても素敵です。
店舗の数は少ないですが、ぜひ実物を試着して、素敵な指輪を選んでくださいね。