ティファニーやカルティエなどのハイブランドの結婚指輪は、持っているだけでステータスにもなりますね。
洗練されたデザインで、ブランドとしての安心感もあることから、多くの女性の憧れになっています。
しかし、そんなハイブランドの結婚指輪・婚約指輪を選んだ人でも、購入してから後悔している人はいます。
後悔した一番の理由は「毎日付けられないデザインで、結局タンスの肥しにしてしまった」ということ。
この記事では、ハイブランドで後悔した人の理由や、逆に後悔していない人はどのように指輪を選んだのかお伝えします。
あなたにぴったりの、素敵な指輪が見つかりますように。
目次
後悔の理由①|毎日つけられないデザイン
無難に、フラットで太く無いものが一番です。
ブルガリの少し太めのは邪魔だった
ハイブランドの結婚指輪を選んだ人で、後悔した理由として最も多かったのがデザインについてです。
購入してから
- もっとシンプルなものにすれば良かった
- 着け心地の良い指輪にすればよかった
と後悔する人が多数。
ハイブランドに限った話ではありませんが、やはり「毎日つけてもしっくりくるか」が大事です。
溝のあるデザインは家事や日常生活で不便
デザインが気に入ってシャネルのマトラッセにしたけど、ハンドクリームとか塗るとき格子状の溝にはいってとれない。
いつもつける人はシンプルイズベストがいいなっておもった。
なお、シャネルのマトラッセは現在は廃盤となっており、代わりにココクラッシュが登場しています。
ティファニーのミルグレインで、角度によってミル打ちしてある溝の部分の色が変わって見えキレイなんですが、その溝の部分にハンドクリームやら小麦粉やらが入り込んでしまいます(´・ω・`)
毎日お風呂で柔らかいブラシを使って洗っていますが、溝の無いものにすれば良かった…と思っています。
溝のあるデザインを選んだため、汚れが気になってそのうちタンスの肥しになってしまう人も。
実際に生活してみないとわからないことですが、汚れやすさや傷つきやすさも気にしたいところ。
無料クリーニングに持っていくと見違えたように綺麗になりますので、ブランドのショップ通いやすさも重要です。
流行のデザインはいつか廃れる
ティファニーは似合わなくなるよ!
私25歳で >>8 ティファニーハートシェイプのダイヤリングもらったけど、35になって似合わないことこの上ない。
10年、20年先のことなんて想像できないので、「今この瞬間に欲しいものを」という気持ちはとても大事です。
しかし、流行のデザインはいずれ廃れてしまうもの。
流行り廃りのないデザインの方が後悔は少ないでしょう。
大きく刻印されたブランド名はやめた方がいい
ブランド名が大きく刻印されたデザインは若い時は良いですが、年齢を重ねるにつれて使いにくくなっていきます。
ブランドどうこうよりも、こういうロゴ入りのとかは若気の至りというか、歳とって後悔しそう
本人の好みが一番ですが、ブランド名が大きく刻印された「いかにも」なデザインは、ずっと身につけたいならやめた方がいいでしょう。
後悔の理由②|値段が高くコスパが悪く感じる
ハイブランドの指輪は、コスパが悪いと感じている人もいました。
マリッジもエンゲージもティファニーです!
大人っぽいデザインも沢山ありますよ。
ただ、エンゲージに関してはノーブランドでも良かったかな、と後悔してます。
だって、同じ予算で、ダイヤが倍くらいの大きさになるもん。
数ヶ月前、彼に婚約指輪にハリーウィンストンのHWリングを買っていただきました。
元々ハリーウィンストンに憧れがあり、他のブランドにはあまり興味が無く、ハリーウィンストンのお店に行き、すぐ決まりました。
約130万円したのですが日々付けているとダイヤが小さい割に高いなという気持ちになり今となっては、他のブランドも吟味すれば良かったかなと後悔しています。
指輪の値段は、リングの地金やダイヤなどの素材の費用だけでなく
- デザイン料
- 広告宣伝費
- 店舗の管理費。人件費
- ブランド料
など、さまざまな費用が上乗せされています。
世界的に有名なハイブランドは、広告もバンバン出していますし、店舗が世界中にあるため人件費もかかっています。
そうなると、どうしても素材の価値に加えて広告費やブランド料などの金額が上乗せされるので、同じダイヤでもハイブランドの方が高くなってしまいます。
値引きは絶対にしてくれない
ハイブランドは絶対に値引きに応じてくれません。
安易に値引きをすると、これまで築き上げてきたブランディングを汚す可能性があるからです。
また、ハイブランドを購入する方は、デザインよりも「そのブランドだから」という指名買いをされる方が多いです。
そのため、競合他社に流れる心配がないため、ブランド側も強気の接客ができます。
アフターケアも値段が高い
ティファニーのハーフエタニティ45万もしたのに結婚4年でダイヤ1個飛びました。
修理に8万。ありえん。
結婚指輪にティファニーのエタニティはオススメしません。
上の投稿はちょっとオーバーな金額な気もしますが・・・。
取れたダイヤの修理や磨き直しなど、メンテナンスにかかる費用もハイブランドはやや割高です。
なお、クリーニングは基本的に無料で行ってくれます。
ティファニーのサイズ直しや、仕上げ直しにかかる費用はこちらの記事を参考にしてください。
(私が問い合わせた時は、意外とリーズナブルな金額でした。)
後悔の理由③|人とかぶる
アラフォーの友人で結婚指輪がティファニーの人が数人いますよ、
年齢関係ないと思います。本当にティファニー好きなら問題ないけど、結構人とカブるからそれで後悔する人もいました。
少数派ではあったのですが、「人とかぶる」から後悔するという人もいました。
ただ実際は、よく注意して指輪を見ないと、どこのブランドかわからないことが多いです。
また、若いうちは結婚式で「どこのブランド?」と友人に聞かれることが多いかもしれませんが、年齢を重ねてくると会う機会も減ってきます。
もし人とかぶるのが嫌な方は、フルオーダーしてみるのも一つの手です。
ハイブランドでも後悔しなかった3つの理由
ハイブランドでも後悔しなかった人は、
- 毎日着けられるデザインにした
- 店員さんの接客で選んだ
- 二人だけのストーリーがあった
という特徴に当てはまることが多かったです。
毎日着けられるデザインにした
ハリーウィストンのエタニティリング
100万くらいだったけど、毎日着けれるし、これ以外欲しいリングはないので目移りしない。
一生つけるつもりでいいの買うと結果安上がりかも。
毎日つけられるデザインなら、値段が高くてもコスパが良いと感じている人が多いです。
もし少しでもデザインに違和感を感じているなら、他のブランドやオーダーメイドを検討してみても良いかも。
店員さんの接客で選んだ
ティファニーに行ったらにこやかにティファニーの歴史とか色々教えてくれて、その店員さんがとてもブランドに誇りを持っているのが伝わって来た。
聞いてるうちにティファニーがいいなって思って即決した。後悔どころか大満足です!好きなブランドで、感じのいい店員さんを見つけてください。それが間違いないですよ。
良い店員さんは相手の好みを引き出すのがうまいので、自然と後悔しないデザインに落ち着くことが多いです。
この方のように、感じのいい店員さんを探すことが後悔のない指輪選びの第一歩かもしれませんね。
二人だけのストーリーがあった
結婚6年目、ティファニーで婚約指輪も結婚指輪も揃えました。
お付き合いしていた時に買ってもらったリングもティファニーだったので迷うことなくティファニーで選びました。
石のクオリティや、ブランド代…と言い始めるとそれも正しいとは思いますが、長年続く伝統あるブランドですし、やっぱりティファニーブルーのボックスに入ったリングは特別感があって素敵ですよ。
割高かもしれませんが、ティファニーで揃えたことは後悔ゼロです♪
プラチナやダイヤがくすんできたら、お店に持ちこめばいつでもクリーニングしてくれますし。
これからの記念日ごとにも、ダイヤモンドはティファニーで主人にもお願いしたいと思っています!
婚約指輪も結婚指輪もティファニーです。何店舗か見ましたが、ティファニーが一番しっくり来ました。
ミルグレイン?にしたら、本当によく見かけます!友達とも一緒でした笑
でも、夫と選んでしっくり来たので、後悔ないです!指も綺麗に見えて、メンテナンスもどこでもしてくれるので安心ですよ。
なんの後悔もないと答えている方は
- 付き合っている時にプレゼントしてくれたブランドだった
- 二人で選んだ時間そのものが素敵に思えた
など、二人の思い出やストーリーが指輪に詰まっていることが多かったです。
金額やブランドが全てではなく、目に見えない思い出が指輪に込められていると、宝物として大切に思えるものです。
指輪を見るたびに、二人でお店を回ったり店員さんと話した記憶を思い出せる指輪は、目に見えないプライスレスな価値がありますね。
ハイブランドでも後悔しない指輪選び
これまでのハイブランドの指輪で後悔した理由を踏まえて、「後悔しないためにはどうすればいいか?」を私の意見も踏まえてお伝えします。
定番のデザインにする
ハイブランドの中で選ぶなら、定番のデザインをお勧めします。
定番のデザインは、これまで長い歴史の中で価格、デザイン、つけやすさなどを総合して満足度が高いため定番となっています。
つけ心地を確かめる際は、実際に店頭で付けてみて、グーパーグーパーしても気にならないものを選びましょう。
毎日つけるためには、ダイヤの有無、大きさや石座の高さが重要です。
石座が高いと日常生活で使いにくいので、何種類か試着してしっくりくるものを選びましょう。
ダイヤの4Cにはこだわる
今の自分にしっくりくるデザインがまず大事ですが、デザインは後からリフォームで変更できます。
ただ唯一変えられないのがダイヤなので、ダイヤの質にはこだわるのがおすすめです。
キラキラ感は好みによりますが、ハイブランドでなくてもダイヤに自信があるブランドもあるので、そちらを検討してみるのも一つの選択です。
プロポーズを検討している方は、ダイヤモンドのみを購入する「ダイヤモンドプロポーズ」という選択肢もおすすめです。
直感と正直な気持ちが大事
もしもここまで読んでみて、少しでも気持ちに引っかかりを感じているなら、ぜひ直感を信じてみてください。
直感は正直なところがありますので、言葉にできない違和感はとても大事です。
「人に自慢した時にすごい!って言ってもらいたい」という気持ちなど、包み隠さず自分に正直になってみてください。
きっと後悔しない指輪選びのヒントになるはずです。