一生に一度の指輪選び。後悔のないように選びたいですよね。
ラザールダイヤモンドとエクセルコダイヤモンドはどちらも人気ブランドですが、どのような違いがあるのでしょうか?
ラザールとエクセルコを値段、カットなどの観点から違い比較した結果、2つのブランドに大きな違いはありません。
気に入ったデザインや、着け心地の良さを信じて選んでみてください。
目次
ラザールダイヤモンドとエクセルコダイヤモンドの比較結果
ラザールダイヤモンドとエクセルコダイヤモンドを
- 価格
- ダイヤの質
- ダイヤのルーツ
- 評判・アフターサービス
の観点から比較しました。
結論から言うと、両者のブランドに大きな違いは見当たりませんでした。
1.価格帯はほぼ同じ
婚約指輪・結婚指輪の価格は
- ダイヤの質(4C)
- リングのデザイン
- ブランド料
- 広告費
- リングの素材
などの要素から決まりますので、特にダイヤの4Cによって値段は大きく違います。
ただ、平均価格で比較すると、以下のような結果になります。
エクセルコ | ラザール | |
---|---|---|
婚約指輪 | 平均:¥295,946 最高:¥570,000 最低:¥190,000 |
平均:¥313,694 最高:¥3,102,000 最低:¥182,600 |
結婚指輪 | 平均:¥309,545 最低:¥186,000 最高:¥708,500 |
平均:¥296,313 最低:¥172,700 最高:¥671,000 |
ラザールの婚約指輪がやや高めになっていますが、これはセレスティアルが300万円と飛び抜けて高いため、平均が上がってしまっている結果です。
抜いて計算すると、ラザールもエクセルコも平均価格はほぼ同じ金額になります。
また、広告費としてどちらもゼクシィにかなりの広告費をかけています。
店舗の数やスタッフの数もそこそこ多いので、そのためのコストもこの価格に載っていると考えて良いでしょう。
2.ダイヤの質は4Cで決まるため比較できない
ダイヤの質についてですが、こちらはブランドにあまり関係なく、4Cで決まります。
- Carat(カラット=重さ)
- Clarity(クラリティ=透明度)
- Color(カラー=色)
- Cut(カット=輝き)
3.カットはどちらも歴史が深い
4Cのうちカットについては唯一人の手によって違いの出るところですが、エクセルコもラザールもどちらも歴史が長く、カットに造形の深いブランドです。
ラザールダイヤモンドの創業者「ラザールキャプラン」は、ダイヤモンドのカットの重要性を説き、これまでの3Cにカットを加えた4Cに変えた人物です。
世界三大カッターズブランド(他はモニッケンダムとロイヤルアッシャー)と称され、100年以上の歴史があります。
エクセルコダイヤモンドは、ダイヤモンドの名門トルコウスキー一族が創業者です。
世界の9割%以上のダイヤモンドカットのルーツである「アイディアルラウンドブリリアントカット」を発明した一族のブランドでもあります。
このように、どちらもブランドもカットについて歴史が長く、世界的に認められた実力があります。
4.ダイヤモンドのルーツもそれぞれ明確
ダイヤモンドの業界で問題になっている「紛争ダイヤモンド」。
アフリカの紛争地帯で採掘されたダイヤモンドが世界中に出回り、多くの少年兵を産み出し武器の資金源となっているため社会的な問題になっています。
ダイヤモンドのトレーサビリティに関しては、エクセルコもラザールもどちらも明確です。
最近は紛争ダイヤを撲滅する動きが活発になり、新たに作られた制度(キンバリー・プロセス証明制度)によって、日本に輸入されるダイヤモンドには紛争ダイヤモンドがほぼ無くなりました。
ラザールダイヤモンドの大元であるラザールキャプランは、ダイヤモンドの調達プロセスを明確化した認証であるRJC認証を取得しており、紛争ダイヤを取り扱っていないことが証明されています。
Lazare Kaplan International Inc • Responsible Jewellery Council
2023年現在、まだエクセルコはRJC認証を取得していませんが、独自のトレースシステムによってダイヤの出生が担保されています。
EXELCOの「Diamond Journey」
5.評判・アフターサービスも大きな違いはない
エクセルコダイヤモンドもラザールダイヤモンドも、それぞれ良い評判・悪い評判があります。
ただ、悪い評判といってもほとんどが「接客が悪かった」という内容のものです。
これは、大きな企業なら少なからず出てくる口コミですし、店舗やスタッフによって変わるものなので、ブランドとしての大きな違いはありません。
アフターサービスでは、
- クリーニング
- サイズ直し
- 歪み直し
- 石揺れ補修
- つや消し加工
などの保証は、購入するとどちらも無償で受けることができます。
ラザールダイヤモンドは海外店舗あり
日本人にとってはあまり関係がないことかもしれませんが、エクセルコダイヤモンドはほぼ日本の企業です。
海外に小売している店舗はなく、海外での認知度も日本ほど高くありません。
一方で、ラザールダイヤモンドは海外(アメリカ・カナダ)での販売も行っています。
LAZARE DIAMOND アメリカ店舗検索
ラザールダイヤモンドの販売は日本ではプリモジャパンが行っているので、こちらも販売・接客についてはほぼ日本の企業なのですが、海外での知名度という点では、ラザールダイヤモンドの方が高いと言えます。
エクセルコとラザールの比較まとめ
- 2つのブランドに大きな差はない
- ダイヤの質は4Cで決まる
- 評判やアフターフォローに大きな差はない
- ダイヤルーツはどちらも明確になっている
ブランドとしての大きな差はないので、最終的には「直感」が大事になります。
気に入ったリングデザインや、店舗に行った時の気持ちの価値で選ぶと良いでしょう。
しかし、長い時間悩んで時間切れで決めた決断は、あとで後悔することが多いです。
もしも心のどこかで引っかかりを感じているなら、今すぐ決めず、納得のいくまで運命の指輪との出会いを楽しんでみてはいかがでしょうか?
きっとどこかで、「これしかない!」と思える指輪が見つかるはずです。
フェアの時期に購入するとお得に
エクセルコもラザールも、ハナユメフェアを利用すると特典がつく場合があるのでお得です。
来店するだけもらえる特典や、購入すると石が追加になる特典もあります。
時期によってフェアの内容は違うので、最新情報はこちらでチェックしてみてください。
比較できないデザインと気持ちの価値
比較することができないのは、デザインの好みと気持ちの価値です。
エクセルコもラザールも、どちらもシンプルなデザインが多く、あまり人を選ばず着けやすい指輪が揃っています。
気に入ったデザインがあれば、実際につけてみて、着け心地も確認してみましょう。
また、ジュエリーにはプライスレスな気持ちの価値もあります。
- お店のスタッフさんのおもてなしが心地よかった
- あこがれの芸能人がドラマでつけていた
- 大切な人が「これがいい」と言ってくれた
など、お金に変えられないセンチメンタルな価値もあります。
着けていてテンションが上がるか?など、直感の部分はけっこう大事なので、気持ちのセンサーも敏感にしてみてください。
ちょっと変わり種!人工ダイヤモンドのブランド
これまでたくさんのブランドを検討してきた方も多いと思いますが、ちょっと変わり種のブランドをご紹介します。
シンカ(SHINCA)は、人工ダイヤモンドの日本ブランドです。
人工ダイヤモンドとは、その名の通り人工で作られたダイヤモンドのこと。
過酷な環境で採掘する人を増やさず、大地を傷付けず地球に優しくエコロジーでありながら、天然ダイヤモンドと完全に同じ成分・特徴を持ちます。
ブランド力が低いというデメリットはありますが
- 不純物がないので抜群に美しくかがやく
- 大粒ダイヤなのに値段も低め
- さらに今話題のサスティナブルにも貢献することができる
など、デメリットを払拭するだけの価値があります。
まだ日本ではメジャーではありませんが、海外では大きな反響を呼んでおり、しばらくすれば日本でもブームが起きるかもしれません。
これからの時代を生きるお二人にふさわしい、サスティナブルな指輪を選んでみてはいかがですか?
また、SHINCAの他にも人工ダイヤモンドのブランドがあります。
これから波が来ると言われていますので、ぜひチェックしてみてください。