「結婚式にリモート参列するけど、ご祝儀はどうやって渡せばいいの?」
Web招待状に決済サービスがあればそちらからオンライン決済が可能ですが、あえて記載していない場合もあります。
こちらの記事では、結婚式にリモート参列する人のご祝儀の送り方についてお伝えします。
送り方の詳しい手順やマナーも解説しますので、スムーズな受け渡しができます。
目次
オンライン結婚式のご祝儀の送り方
当サイトで独自にご祝儀の渡し方を集計したところ、オンライン結婚式に参加した方は以下の4つの方法でご祝儀を送っていました。
- 現金書留
- 後日、直接渡した(渡す予定)
- 銀行振り込み、または決済アプリ
- web招待状の決済サービス
また、ご祝儀の金額の相場についてはこちらを参考にしてください。
参列できない場合は現金書留で送るのが一般的
通常の結婚式に参加できない場合、ご祝儀は現金書留で送るのが一般的です。
そのため、オンライン結婚式であっても現金書留でご祝儀を送付するのは失礼にあたりません。
ご祝儀を現金書留で送る際のマナー
- 新札を入れる
- 送金は式の1週間前までに済ませる
- ご祝儀袋に入れた状態で、現金書留の封筒に入れる
通常の結婚式のご祝儀と同じく、新札を用意します。
事前に参加できないことがわかっている場合は、1週間前までに送付するようにしましょう。
しかし、リモート参列はコロナの状況に左右されることが多いため、急な日程変更があった場合は式後に送っても問題ありません。
ご祝儀袋に入れた状態で送るのがマナーですが、通常のご祝儀では水引などの飾りが大きすぎてかさばります。
現金書留で送る際は、水引が印刷されたご祝儀袋の方がスマートですね。
ご祝儀を郵送で送る方法
- 郵便窓口で現金封筒を購入
- 現金封筒の届け先欄と送り主欄を記入
- 現金を現金封筒に入れる(二重になっているので、内側の封筒に入れる)
- のりで封を閉じる(中フタ、下フタ、上フタの順で3か所封)
- 封の3か所に割印または署名
- 郵便窓口で送付手続き
普通郵便と違ってポストへの投函ができず、必ず郵便窓口に行く必要があります。
現金封筒には普通サイズと大型サイズの2種類があり、ご祝儀袋のサイズにもよって選びましょう。
ご祝儀だけで寂しさを感じる場合は、小さいメッセージカードや手紙を一緒に入れても良いです。
現金書留の送料
封筒料金 | 一律21円 (サイズにかかわらず) |
現金書留料 | 1万円までは430円 5000円上がるごとに10円が加算 (50万円を上限) |
仮に普通サイズの封筒で3万円分のご祝儀を送る場合、合計で531円の料金がかかります。
重さや配達日指定によっても変わりますので、詳細は日本郵政のサイトを参照してください。
料金計算(手紙) - 日本郵便
Web招待状のオンライン決済サービス
Web招待状には、独自決済するシステムが備わっており、クレジットカードでの決済ができます。
式場に参列する場合も、事前決済によって直接の受け渡しが減り、感染リスクを抑えられる効果も。
しかし、決済手数料が2〜4%と、金額に応じてそれなりのコストがかかります。
そのため、電子マネーや銀行振り込みと併用されているケースが多いです。
Web招待状に決済フォームがある場合は、迷う必要なくWeb招待状からふたりの元へ届けましょう。
銀行振り込みはマナー違反?
ご祝儀を銀行振り込みするのは一般的にはマナー違反。
止むを得ない理由がない限り、現金書留で郵送するのが無難です。
しかし、最近では電子マネーも普及し、ご祝儀のオンライン決済専用サービスまで出ています。
これまでのしきたりを気にせず、「銀行振り込みでもOK」という方も増えています。
もしオンライン決済でご祝儀を送る場合は、事前に新郎新婦に確認しておきましょう。
送金する際は、銀行振込の場合は口座番号を。
電子マネーの場合は、オンライン決済サービスのIDを聞きます。
- LINEPay
- PayPay
- 楽天Pay
- PayPal
などのキャッシュレス決済サービスを利用すれば、ゲストと新郎新婦の手数料もほとんどかかりません。
大きな金額を、手軽で安全にご祝儀をふたりのもとへ届けることができるメリットもあります。
新しい方法ではありますが、電子マネーも当たり前のように普及してきた令和時代では、むしろスタンダードになっていくかもしれません。
後日、直接渡した(もしくは渡す予定)
当日の参列ができなくなってしまったため、会った時に直接渡した(もしくは渡す予定)という方も多かったです。
オンラインで送るよりも、直接会って渡した方がお祝いの気持ちが伝わりますね。
しかし、カップルの式場への支払い時期なども考慮すると、なるべく早めにご祝儀を受け取りたいところ。
渡すまで時間がかかりそうな場合は、現金書留や銀行振込を検討しても良いでしょう。
友人に渡してもらうのはマナー違反
突然参加できなくなったため、「ご祝儀を友人に渡してもらった」という方もいらっしゃいました。
通常、友人に預けて代理で渡してもらうのはマナー違反になります。
コロナの影響で突然行けなくなってしまうケースでは微妙なところですが…
お金を預けられた側にもリスクがありますし、トラブルのもとにもなります。
また、本人が渡した方が、お祝いの気持ちも伝わります。
やはり友人に渡してもらうよりも、後日会った際に直接渡した方がお祝いの気持ちも伝わるでしょう。