この記事では、年収2000万円の方向けの婚約指輪の相場や、おすすめのブランドについてお伝えします。
令和の時代では、「年収の12分の1」が婚約指輪の相場となっています。
また、婚約指輪の選び方、プロポーズの仕方も昔とかなり変わっています。
指輪の値段やブランドは、女性や両家の親がとても重視するポイントなので、これからプロポーズする男性は参考にしてください。
目次
年収2000万円なら170万円が婚約指輪の相場
年収2000万円なら、婚約指輪の相場は170万前後となります。
理由は、現在においては年収の12分の1が婚約指輪の相場だからです。
婚約指輪の相場は年収の12分の1
「ゼクシィ 結婚トレンド調査2021調べ」によると、2021年の婚約指輪の平均費用は38.6万円となっています。
10万円以下から100万円以上までばらつきがありますが、おおよそ30〜40万円がボリュームゾーンです。
また、2021年の日本人男性の平均年収は447万円でした。
年代 | 全体 | 男性 | 女性 |
---|---|---|---|
20代 | 341万円 | 363万円 | 317万円 |
30代 | 437万円 | 474万円 | 378万円 |
40代 | 502万円 | 563万円 | 402万円 |
50代 | 613万円 | 664万円 | 435万円 |
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- 男性の平均年収は447万円
- 婚約指輪の平均購入価格は38.6万円
この2つの数値から、婚約指輪にかける金額は年収のおよそ12分の1ということがわかります。
(447万円 ÷ 38.6万円 = 11.5)
そのため、年収2000万円なら170万円の婚約指輪が相場と言えるでしょう。
年齢や居住地によってもばらつきがある
婚約指輪の平均価格は、地域や年齢よってもばらつきがあります。
一般的に都市部に行くほど婚約指輪の費用が高くなる傾向があります。
例えば群馬県では32.5万円なのに対し、東京都では40.9万円となっています。
年齢によっても変動があり、年齢を重ねるほど婚約指輪の値段も高くなる傾向があります。
妻の年齢が24歳以下の場合の平均が27.6万円なのに対し、35歳以上の場合は41.9万円となります。
「年収の12分の1」から大きく逸脱しないものの、年齢や場所によって最大で±20%ほどの違いがあります。
「給料の3ヶ月分」は過去の時代
婚約指輪は「給料の3ヶ月分」という言葉は、売り上げを伸ばしたいジュエリー業界の戦略によって作られたフレーズです。
バブル全盛期の昭和時代は、婚約指輪の相場は給料の3ヶ月分が一般的でした。
しかし令和の現代では、不景気から婚約指輪にかける費用は減り、価値観もかなり変わっています。
ダイヤの大きさ勝負ではなく、指輪のデザインも豊富になったので、より個性を大切にしたい人が増えました。
気持ちも大事だけど、やはり価格は大事
「値段ではなく、二人が納得すればいい」と考えるカップルも多いでしょう。
もちろんお二人が納得するの指輪を選ぶのが全てです。
しかし、彼女のご両親も自分の親も、子供や相手のことを思いやる気持ちから婚約指輪の値段は気になるもの。
年配の人の常識はアップデートされていないこともあるので、婚約指輪の価格にはやはり配慮したいところです。
年収2000万円の人におすすめな婚約指輪のブランド
年収2000万円の方の婚約指輪の相場は170万円前後となりますが、そもそも170万円の指輪を扱っている国内ブランドはほぼありません。
国内ブランドでは、婚約指輪の価格帯が10〜20万円台と、100万円以上する婚約指輪を用意しているケースは稀です。
一般掲載していないだけで、問い合わせすれば用意してくれる場合もありますが、年収2000万円の方に国内ブランドはおすすめできません。
なぜなら、婚約指輪のブランドを選ぶ際に最も女性が重視しているのが「ブランドの知名度」だからです。
海外ブランドに比べ国内ブランドは知名度が下がりますので、知名度の高い海外ハイブランドから選ぶのが無難です。
年収が2000万円の方は、世界5大ジュエラーと呼ばれる
であれば、相場である170万円相当の婚約指輪が揃っています。
もちろん全て知名度が高く、由緒ある超一流ブランドなので、どのブランドを選んでも恥ずかしくありません。
がっかりされない婚約指輪の選び方
昔のトレンディドラマなどを見ていると、大きいダイヤのついた指輪を「箱パカ」してプロポーズするシーンがありますね。
しかし、令和の現在では婚約指輪のデザインも豊富になり、女性の好みもかなり変化しています。
さらに、プロポーズの方法も時代とともに変わっています。
指輪選びで最も重要なのはデザイン
昔は指輪の違いと言えばダイヤの大きさくらいしかなかったのですが、現在ではさまざまなデザインの指輪があります。
男性に知っておいて欲しいのが、女性が婚約指輪で最も重要に感じているのは「デザイン」です。
もちろんプロポーズしてくれた気持ちそのものが嬉しいものですが、婚約の証である婚約指輪は一生モノ。
男性が選んだデザインが気に入らないデザインだった場合、言葉にできない後悔の気持ちが残ってしまうかもしれません。
男性だけで選ぶのは危険
そもそも、「婚約指輪は男性が選ぶもの」という常識は、現在では変わってきています。
婚約指輪を男性だけで決めたのは、全体の約4割。
残りの6割のカップルは、二人で決める、もしくは妻だけで決めています。
身に着ける彼女の意見もしっかりと聞いた上で婚約指輪を選ぶことで、後悔のない納得の婚約指輪を選ぶことができます。
「箱パカ」以外にもいろんなパターンがある
婚約指輪を「箱パカ」でプロポーズする以外にも、現在ではいろいろなプロポーズの方法があります。
ダイヤのみ購入し、ダミーリングでプロポーズ
たとえば、男性がダイヤのみ購入しておき、ダミーの指輪でプロポーズするパターン。
この方法なら、指輪のデザインは彼女が気に入ったものを選ぶことができます。
さらに、最もお金のかかるダイヤは既に購入済みなので、金額について彼女に気遣いさせる心配もありません。
さらに最近では、婚約指輪の購入前に、箱パカを実現しつつプロポーズを成功させるアイテムもあります。
指輪の代わりにネックレスや時計
他にも、指輪ではなくネックレスや時計などのアクセサリーを渡す方法もあります。
タンスの肥しにしてしまいがちな婚約指輪よりも、普段使いしやすいアクセサリーの方が良いという女性もいます。
指輪の重ね付けがあまり好きじゃないので、私もネックレスにした。
ちょっとオシャレする時に使ってるから月に数回は出番ある。
婚約指輪より旅行や家具
他にも、そもそも婚約指輪はナシで良いので、旅行や家具などの別の費用に充てたい女性もいます。
男性と女性では婚約指輪に関する価値観が一致していないことも多いので、いずれにしても、プロポーズ前に一度女性側の意見をそれとなく聞いてみることをお勧めします。
理想の指輪選びではたくさん試着を
いざ指輪を選ぶときに
「どんなブランドや、デザインが似合うかわからない」
と迷ってしまいますよね。
指輪はいろんな種類があるので、悩んでしまうのは当然です。
まだ自分の理想が固まっていない方は、いろんなブランドやデザインの指輪をたくさん試着するのがおすすめです。
試着を繰り返すうち、「私にはこれしかない!」と思える指輪がきっと見えてきます。
たくさん比較するときのコツは、お店を事前予約しておくことです。
予約をしておくと
- 混雑する人気店でも待ち時間がなく、スケジュールが立てやすい
- 経験豊富なスタッフが対応してくれるので、自分の好みを引き出してくれる
- 購入しなくても、電子マネーや商品券がもらえる
などのメリットがあり、理想の指輪に巡り合いやすくなります。
来店予約は、ゼクシィ、マイナビウェディング、ハナユメ、ハウツーマリーなどのサイトからできます。
アンケート回答 + 試着写真の撮影が条件ですが、指輪を購入しなくてもギフト券がもらえます。
キャンペーンをうまく活用すれば、¥30,000分以上のギフト券をもらうこともできます。
最新の来店予約キャンペーンの特典比較は、こちらの記事を参考にしてください。
人生で一度きりの指輪選びなので、せっかくならいろんなブランドの店舗巡りも楽しんじゃいましょう。
ぜひいろんな指輪を試着して、素敵な指輪が見つけてくださいね。