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「リアル結婚式+オンライン」準備から実施・失敗談まで卒花レポ

コロナウィルスによる緊急事態宣言か解除されてから、徐々に結婚式が開催されるようになりました。

ただその様子は、コロナ前とは違ったかたちを取っているようです。

一部のゲストを結婚式に招待し、オンラインで別のゲストと繋ぐ、というものです。
このパンデミックのもと、新しい結婚式のカタチとしてオンライン結婚式やZoom婚が台頭しました。

今回は、これから増えるであろう「リアル結婚式+オンライン」を実際にされた方の式に密着しました。

この記事では

  1. 事前準備で行ったこと
  2. 当日の様子
  3. オンラインから参加したゲストの感想
  4. 工夫して良かった点・失敗談

についてお伝えします。

※本ページはプロモーションが含まれています。

今回取材させていただいたカップルについて

オンライン結婚式

今回取材させていただいた、ゆうへいさん・りなさんカップル

お名前 ゆうへいさん・りなさん
式場のゲスト数 40名
オンラインゲスト 4名
配信方式 Zoom
挙式スタイル 沖縄で挙式後、名古屋にて1.5次会

事前準備|式の1週間前までに行ったこと

オンラインも組み合わせて結婚式を行うことに決めたのは、なんと結婚式の2週間前だったそう。

初めはLINE通話で考えていましたが、ゲスト同士が面識がなかったため、Zoomで繋ぐことにしました。

新郎新婦が1週間前までに行ったこと

  1. ZOOM登録
  2. ゲストにZOOM登録してもらうようアナウンス
  3. 練習日を設け、ゲストと練習
  4. 会場にWifiがあるか、ネット環境の確認・練習
  5. 会場のプランナーと役割分担など相談
  6. 会場でゲストと練習

ZOOMはキャンペーン中につき無料アカウント

まずは新郎新婦がZOOMアカウントを取得しました。
そこからゲストを招待できる専用の部屋を作り、そのURLを共有しました。

本来、ZOOMはプロアカウントと言って、アップグレードをしないと、40分以上の連続の通話が出来ません。
しかしおふたりが行った時期はキャンペーン中で、無料アカウントでも40分以上の通話が出来ました。

ゲストへ呼びかけてZOOMの練習

ZOOMを持っていないゲストへ、ZOOMの取得を呼び掛けると同時に、練習の日も伝えました。
2、3回ほど練習日を設け、実際に繋いでビデオ通話をしたとのことです。

また、結婚式場に実際に行った際にも繋げて、動作確認をし、万全な体制を整えました。

会場スタッフとも連携

今回は結婚式場の人にも協力をしてもらい、2人がiPadを持っている場面と、スタッフが持つ場面を分担しました。

例えば、新郎新婦の入退場のシーンやケーキ入刀、イベントのシーンは持てないため、スタッフが映していました。

オンライン結婚式

入退場のシーンやケーキ入刀などのイベントシーンでは、スタッフさんに協力してもらい撮影。

また、今回は会場のWifiが使えたため、ネット回線はそこで確保出来ました。

もし繋がらなかった場合は、ポケットWifiを検討していたとのことです。

直前準備|式の前日までに行ったこと

新郎新婦が前日までに行なった準備

  1. ゲストにタイムスケジュールを送付
  2. ゲストへ服装やお食事・オンラインルールを伝えておく
  3. ZOOMのURLとパスワードを個別にLINEで送付

服装や趣旨を伝えて気軽に参加してもらう

ゲストも、まだあまり慣れていないオンライン結婚式。

そのため、服装や、どういう趣旨の結婚式なのかを伝えておくとベターです。
オンラインで繋ぐ際のルールや心構えを先に伝えておくと、ゲストも安心して参加出来そうです。

今回は、会場のスクリーンに映さないことになっていたため、普段着で気軽に参加してねとあらかじめ伝えていたそうです。
そのため、Tシャツ姿など、ラフな格好で参加されていました。

タイムスケジュールは事前に送って出入り自由に

また、入場から退場まで繋いでいたため、出入りは自由としました。
自分の好きなタイミングで入って、難しい時間は抜けてOKというものです。

それを実現するために、タイムスケジュールを予め送っておいたという、りなさん。

タイムスケジュールに、イベントの時間や、2人と話せる時間も記載しておいたということです。

そのため、2人と話せる時間には全員参加していて、ゲームなどのイベント時は退出している方もいらっしゃいました。

ゲストが前日までに行った準備

  1. ZOOMアカウント取得
  2. ZOOM練習
  3. タイムスケジュールから、参加場面について検討

ZoomはインストールURLを送ると親切

ZOOMを使ったことがないゲストには、まずZOOMの取得からお願いしたそうです。

ZOOMはアプリをインストールしなくても使用できますが、スマートフォンから参加の場合はインストールしないと使用できません。

インストールに関して、ZOOMは種類がいくつかあるため、URLを送ると親切です。

ゲストとの練習がトラブルゼロの秘訣

そして、特にZOOMを初めて使うゲストには、練習に参加してもらいましょう
自宅のネット環境や、どのように使用するのかなどが分かり、当日混乱せずに臨めます。

実際におふたりも、予め練習日を設けたため、オンライン参加者ほぼ全員ZOOMを初めて使いましたが、当日大きなトラブルもなく過ごせたとのことです。

オンラインで繋いだ当日の様子

披露宴のタイムスケジュールは以下の通りでした。

  1. 新郎新婦入場
  2. 乾杯
  3. 歓談
  4. ケーキ入刀
  5. 新婦中座
  6. お色直し入場
  7. ゲスト全員参加型ゲーム
  8. デザートビュッフェ
  9. 新郎謝辞
  10. お開き

入場前〜入場までの様子

入場直前の新郎新婦とトーク

開始10分前から部屋を作っておき、承認制で入室してもらいました。
入室した人と、入場直前の新郎新婦と話す時間に。

入場スタンバイが完全にできた状態になったら、スタッフにiPadを渡して入場シーンを撮ってもらいました。

入場後、おふたりの席が見える位置のゲストテーブルにiPadを置いて中継。

乾杯〜中座までの様子

オンラインゲストに向かって乾杯

乾杯後は、iPadのオンラインゲストに向かって乾杯♡

オンライン結婚式

オンラインゲストに向かって乾杯する花嫁

歓談中は、ゲストと楽しんでいる新郎新婦の様子を見守っていました。

ケーキ入刀ではスタッフがiPadを持って中継!

オンライン結婚式 本番

ケーキのデザインも、スタッフさんが間近で紹介します

スタッフが気を利かして、ケーキのデザインも間近で紹介してくれていました。

お色直し〜お開きまでの様子

ヘアチェンジ中も女子トーク

新婦のお色直し中、iPadを控え室に持って行ったそうです。

オンラインゲストは新婦側友人で全員が女性ということもあり、ヘアチェンジの様子も中継したそうです。
そしてヘアチェンジ中に、オンラインゲストとゆっくり喋れて良かったということでした。
また、「ヘアメイクをして仕上がっていく様子に、女子同士盛り上がって、1ミリも緊張せずに行えた」とりなさん。

確かに、披露宴会場に行ってしまったら、目の前のゲストと話すことに夢中で、オンラインのゲストとの時間がなかなか確保できません。
チェンジ中なら、ゆっくりとオンラインゲストと話が出来そうですよね!

ゲーム中はカメラワークが難しい

ゲームが開始されてからは、披露宴のゲストと新郎新婦が動き回っていたため、iPadが置いてある場所から見えづらくなっていました。

そのため、オンライン参加者は見ている人は少なかったです。

 

そのままデザートビュッフェ。

見ているゲストに向かって、デザート紹介をしていました。

そしてほとんどのゲストが、ゲームやデザートビュッフェあたりで退室されていました。

オンラインゲストの良かった感想まとめ

  • 好きなタイミングで参加できて楽だった
  • オンラインでもドレス姿が見られて良かった
  • ゲスト同士での会話も楽しかった

好きなタイミングで参加できた

ゲストには予めタイムスケジュールを送っていたため、要所要所で参加したり、退出したりしていました。

特に、会場のゲスト全員参加のゲームの時はスタッフも手が足りず映せません。

新郎新婦もゲームに必死で、オンラインのゲストと話せる時間がなかったため、退出している方が多く見受けられました。

また、全員お子様がいらっしゃったため、子どもをあやしながら、好きなタイミングで参加出来ていました。

オンラインでもドレス姿が見られた

ゲストには予め、オンラインで見てもらう趣旨が強かったということでした。

そのため、新婦のドレス姿を見られて良かったという意見が多く出たそうです。

ゲスト同士での会話も楽しかった

オンラインゲストの中には、当日来ているゲストと知り合いの方もいて、新郎新婦だけでなくゲスト同士で喋る事が出来ました。

基本的にiPadはゲストテーブルの上にあったため、歓談中に色んなゲストが、オンラインゲストに話しかけていました。

オンライン結婚式

ゲストが自由に持ち運び、会場内をぐるぐると映していました。

また、ゲストが自由にiPadを操作出来たため、手が空いたゲストが自由に持ち運び、会場内をぐるぐると写していました。

工夫して良かったこと

おふたりとゲストの意見を交えて、良かった点を挙げます。

  • タイムラインで見所を伝える
    (ゲストが好きなタイミングで参加できる)
  • 入場前やお色直し中に繋げたこと
    (オンラインゲストとしっかり会話をする時間を設けた)
  • 事前のZOOM練習(当日スムーズに行えた)
  • iPadから配信した(携帯電話より画面が大きくて見やすい)
  • オンラインゲストを少人数にした(皆んなと順番に話せた)

オンラインゲスト参加者が4名で、全員が新婦友人だったため、中座中にお喋りやチェンジのシーンも楽しめたとのことです。

大人数だと一人一人と喋りづらかったため、少人数で良かったとのことでした。

また、タイムラインを事前に伝えておいたお陰で、見て欲しい場面は見てもらえたことも良かったそうです。

反省点や後悔したこと

  • 事前に場所の設置を考えておけば良かった
  • iPadを置く場所からメインテーブルの写り方を確認しておけば良かった
  • Zoomの部屋に入る際、許可制ではない方法を調べておけば良かった
  • 最後の締め方を決めておけば良かった
  • ゲーム中のiPadの配置をもっと考えておけば良かった

iPadを置く位置と角度

「オンラインゲストを繋ぐiPadを置く位置と、角度が難しかった」
事前に新郎新婦の席が映るように、練習しておけば良かったという声が一番最初に出てきました。

新郎新婦席がテーブルがなく、ソファ席だったため、iPadを置く場所を考えていなかったそうです。
たまたま今回はゲストテーブルに置きましたが、高砂に置かないのであれば、別に置く場所を考えておくと良いですね。

離席の多いシーンでの配信

またゲーム中は、スタッフに頼んでいなかったため、テーブルに置いたままにしてしまいました。

しかしゲーム中は新郎新婦も離席することが多く、その間メインしか映っていない時間が出来てしまいました。

結果、そこら辺から退席される方が多かったため、ラストはここまで繋ぐ、などと決めておくと良いそうです。

オンライン結婚式+リアル結婚式まとめ

結婚式にオンラインで繋ぐ準備方法から、当日のリアルな声までまとめました。

これから多くなるであろう、このかたち。

ぜひ参考にしてみてください!

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