コロナの影響で注目されているオンライン結婚式。
実は、大きく分けて
- 自宅配信型
- スタジオ配信型
- 式場配信型
の3タイプがあります。
それぞれの特徴はこのようになっています。
撮影場所 | ゲスト参加 | 費用(目安) | |
自宅 配信型 |
自宅 | オンライン | 0〜6万円 |
スタジオ 配信型 |
スタジオ | オンライン | 20~60万円 |
式場 配信型 |
式場 | 現場 or オンライン |
90〜200万円 (少人数) |
配信タイプごとの特徴について、詳しく解説していきます。
全般的なメリットデメリットはこちらの記事をどうぞ。
目次
安くて手軽!
完全セルフな「自宅配信型」
自宅配信型は、自宅からZoomなどを使って、双方向でやりとりするタイプのウェディングです。
会場のスケジュールを気にする必要がないので、ゲストとコミュニケーションする時間がたっぷり取れます。
式場スタッフも必要なく、とにかく早く、お手軽に結婚式を行うことができます。
スマホがあれば撮影可能なので、新たに購入するものはほとんどありません。
自宅配信型のオンライン結婚式では、最短で1日で準備できた人もいます。
参考:コロナで結婚式が2日前に延期になったので、zoomでオンラインウェディングを実験してみたら最高だった話
欠点は、これまでの結婚式とは全く違うかたちなので、親族から理解が得にくいこと。
ゲストに若い方が多い場合や、親しい友人たちだけでオンライン結婚式を行いたい場合におすすめです。
- ゲストに若い方が多い
- とにかく費用をかけずに行いたい
- 記念日に式を行いたいけど、準備する時間がない
「スタジオ配信型」なら
専門スタッフにお任せできる
スタジオ配信型では、撮影用のスタジオから配信を行います。
カメラの角度や、光の当て方など、撮影の専門のスタッフに依頼することができるため、クオリティの高い映像を配信することができます。
また、当日の司会進行や音響を任せることもできるため、新郎新婦はゆったりと式に臨むことができます。
しかし、撮影場所に移動しなければならないので、近くに撮影ができる式場やスタジオがあるかどうかがポイントです。
配信ができる式場やスタジオはまだ多くありませんが、コロナの影響を受けて、今後増えてくることが予想されます。
- 近くにスタジオ配信ができる場所がある
- クオリティの高い映像を配信したい
- 挙式当日にバタバタしたくない
今までの結婚式と
ハイブリッドな「式場配信型」
「式場配信型」は、今までの結婚式にオンライン技術を組み合わせたハイブリッドな結婚式です。
ウェディングは、これまで通り式場にゲストを呼んで行います。
コロナの集団感染を避けるために、ゲストは親族のみに絞り、呼べなかったゲストはオンラインから参加してもらうという選択肢もあります。
「参加する・参加しない」
の2択ではなく、
「オンラインから参加する」
という選択肢を選ぶことができるのは、ゲストだけでなく、不安を抱えている花嫁にとっても心の負担が減ります。
結婚式費用が安くなったケースも
高いキャンセル料に悲鳴を上げるケースが多い中、本来の費用よりも安く式を挙げることができたという例もあります。
式場を貸し切る費用はもちろんかかりますが、規模を縮小してでも開催すれば、キャンセルではなく「人数変更」となります。
一部の人にオンラインで参加してもらい、人数を減らすことで、キャンセル費用を払うことなく安く結婚式を行うことができます。
準備〜撮影は主催者で行う場合がほとんど
ただし、撮影や配信に関しては注意が必要です。
ほとんどの会場では、オンライン部分の準備〜本番まで主催者側で行う必要があるため、準備に時間がかかります。
式場のスタッフさんがサポートしてくださる場合もありますが、今のところ対応している式場はごくわずかです。
海外などに住む人や妊娠中の友人など、直接参加することが難しい人でも、オンラインから参加することができるオンライン結婚式。
新しい結婚式のカタチとして、オンラインのメリットを生かしたハイブリッド型はコロナ収束後も徐々に取り入れられるでしょう。
- 結婚式は式場で行いたい
- コロナ収束が見えないので、規模を縮小して行いたい
- 日程変更ではキャンセル扱いになってしまうため、どうしても開催せざるを得ない
オンライン結婚式の3タイプまとめ
オンライン結婚式には、大きく分けて3つのタイプがあります。
どのタイプで開催するべきかはどうかは、
- ゲストの数、年齢
- 予算
- 式場との契約
など、様々な状況によって変わってきます。
オンラインでは伝わらないものもあると思いますが、オンラインでも幸せのお裾分けをすることはちゃんとできます。
せひ自分にぴったり合った結婚式を行ってくださいね。